“ホームページ集客できない理由”をなくし安定集客へ

集客支援を行なっていると「ホームページで集客できない」と言うお声をよくお聞きします。まだホームページを作ることが困難だった時代は、ただホームページを公開するだけで集客ができていました。ですが今は競合他社もホームページを持っているので、集客が難しくなっています。

そこでこの記事では、集客できないホームページの特徴とその解決策に関してお伝えします。

目次

ホームページで集客できない主な理由

集客戦略のご相談を受ける中で、たくさんのホームページを見させていただきます。その中でホームページで集客できていない事業者さんの傾向がある程度絞られてきています。特に多い要点は、3つのキホンが足りていない状態です。

ホームページ集客のポイント

集客するには【商品自体の魅力】×【魅力を伝える力】×【知られる機会】の掛け算を制する必要があります。
ホームページで言えば、『SEO対策やSNSで存在を広め』『競合より魅力的な商品』を『セールスライティングを駆使し魅力をホームページ伝える』ことが集客をする上で大切になります。

なので集客できないホームページの特徴として3つの課題を多く見かけます。

集客の基本構造である”認知””関係構築”ができていない

当然のお話ですが存在を知られなかったら集客はできません。「当たり前だ!馬鹿にするな!」と言われそうですが、ここが本当の意味で理解されていなくてホームページ集客ができていない人がいます

集客をする為の目処として、業種にもよりますが成約率(ホームページを見た人が購入する確率)が3%を目標とするケースが多いです。つまり「100人がホームページを見たら、3人の集客が見込める」と言うことです。
月に10人を新規集客したいなら、最低でも月に334人(毎日11人以上)にホームページを見られる必要があります

アクセス数とホームページを見た人数は違う

ホームページのアクセス数を見たときに、上記の月に334を超えていても足らないです。アクセス数は、同じ人が複数回見た数を指します。自分自身が見た回数もカウントされますし、営業目的の事業者さんや競合他社さんの様な顧客にならない人が複数回見た回数もカウントされます。UU(ユニークユーザー)数が見た人数ですので、こちらの数を向上させないといけません。

『知られる数』が少なければ、集客できないのも仕方ありません。なので、知られる数を増やすことを考えなければいけません。具体的な施策は後ほどご紹介します。

“読まない””信じない”行動しない”の3つのNOT

商品の魅力を伝えるセールスライティングですが、この基本的な考え方に3つのNOT『読まない』『信じない』『行動しない』と言うものがあります。見込み顧客は、そもそもホームページを読みたいと思っていません。なので読みたくなる様に誘導しないといけません。見込み顧客は、商品や事業者を信じれないです。自分ではなんとでも言えるからですね。最後に見込み顧客は、行動(購入)したいと思いません。これを前提にそれぞれを改善しないとホームページで集客ができません

初めてのお店のホームページに良いこと書いてても
疑ってみる様にしています。

クチコミの捏造もありますし、原理がわからないのも信じれないですし
初めてだと”まともな事業者か”すら信じれないですよね。
「騙されたらどうしよう」って心配するのは当然だと思います。

セールスライティングはポイティブな意味合いで魅力を伝えるだけでなく、3つのNOTの様にネガティブな理由で魅力が伝わらないのも対策しないといけません。

競合と比較して選ばれる理由が乏しい

事業者さんにとっては、こだわり抜いたスバラシイ商品だったとしても見込み顧客には関係ありません。お客さんはあくまで、自分にとって最も都合がいい商品・お店を選びます。ではこの都合が良いとは何なのか?競合他社と比べて、お客さんにとって好条件であることです。

競合との違いがなければ、過剰サービスか低価格でしか差別化できません。これが価格競争の原理なので、正当な報酬が欲しい人は差別化ポイントをしっかり作る必要があります。

お客さんも大切なお金を使われるので、1番良い条件で買いたいのは当然です。なので選ばれるだけの理由を明確につくらなければホームページで集客はできません。

ホームページ集客できない原因を変える

ホームページ集客の課題、選ばれる理由があるか

ホームページの問題ではなく、商品自体に問題があることも含めて”選ばれる理由”があるかどうかは大切です。お客さんは”自分にとって最も条件が合うもの”を購入されます。なので『他社との違い⇨選ばれる理由』が集客できるかどうかの分岐点になります。

この違いの演出は『ブランディング』から考えると分かりやすいので、ブランディングに関する記事が公開されましたらこちらにリンクを追加しておきます。

商品自体は競合と比較されても選ばれる状態でも、それをホームページで伝えなければ集客はできません。何が他とは違い、お客さまに喜ばれているのか?を明記しましょう。

読み進めたくなるセールスライティングの考え方

年々人の行動は速くなっています。ブログやSNSでも、『読むか読まないかの判断』が速くなっています。ブログ記事でも3~7秒で判断され、tiktokに関しては1秒で判断されます。この僅かな時間で「読んでみよう」と思われる必要があります。

その最初の一歩がアイキャッチと呼ばれる”最初に目にする部分”です。ホームページを開いて直ぐに表示される部分ですので、読むか読まないか判断される部分になります。ここで興味を持たれる様な文言・デザインをする様にしましょう。

またランディングページのテンプレートを使っている人に多いミスですが、読み進めてしまう様に文章構成は考えてください。テンプレートは、”役割”ごとのパーツ単位で見てしまいます。ですが顧客は、文章を流れで読んでいますのでパーツ単位で分かれた表現すると離れてしまいます。

手紙を書く様に、話の流れを考えてホームページは作りましょう。

顧客に信じてもらうための演出方法

見込み顧客の方々は、競合他社のいろんなサービスを目にしています。また様々な商品を購入して失敗している人がいることを知っています。なのでホームページを見に来た見込み顧客は、『本当に効果があるのか』『本当に約束を守る事業者か』など信じることができなくなっています。その為、信じられる理由が必要になっています。

信じられる演出

  • 公的機関などの証明(特保や国家資格、各省庁の発行する物)
  • 外部機関からの証明(推薦・統計データなど)
  • お客様の声
  • UGC=顧客がSNS投稿したもの
  • 論理的な説明
  • メディア出演情報
  • 実績数字(出来れば外部が証明する物)

集客の最終段階!最後の一歩は背中を押す

3つのNOTは”読まない””信じない”行動しない”です。最後の”行動しない”への対策もしましょう。「今、申し込まんだ方が良い」と思わない限りは、後回しにされ忘れ去られ集客機会を失います。ホームページで集客する際は、「今、申し込まんだ方が良い」と思っていただける様に背中を押すと良いです。

集客に繋げる行動喚起法

  • 期間限定、先着などの時間限定で緊急性を作る
  • お申込み前に、再度「なぜあなたにとって必要か」の一言を添える
  • お申込みボタンの文言を”顧客が得る利益”にする
  • 「〜〜な方は、お申込みください」など具体的に行動を喚起する一言を添える

ホームページの問題でなく集客ができない原因

ホームページで集客できない理由は複数ありますが、ホームページが良くないだけではありません。むしろ他のところに問題があるケースがほとんどです。『商品力』『アクセス数』が弱く集客できないことの方が多いです。

集客の流れ AIDMAの法則

集客には流れがあり『認知』『関係構築』『顧客化』の3段階が基本になります。(他にもAIDMA・AISASなどの雛形もあります)ホームページの役割は、存在を知られる物ではありません。商品や事業者を理解していただき、納得して購入していただくための関係構築が役割です。なので『認知』である知られる機会づくりは別で必要になります。

SEO対策は困難!店舗ならMEO対策を

検索をされた時にホームページを上の方に出すことをSEO対策と言います。当然ですが、上に表示された方がアクセス数が集まり集客しやすくなります。ホームページ集客では、旧来からある土台でありますが難易度が非常に高いです。
なので1~3店舗ほどの会社ならSEO対策は、費用対効果が悪くなるケースがほとんどです。なのでSEO対策の専門会社を入れることも慎重に考えましょう。

当社もコンテンツSEO対策を支援していますが
業種・事業規模に合わせて、費用対効果が悪い場合は
お断りする様にしています。

一方でMEO対策(GoogleMAP対策)の場合は費用対効果が高いです。SEO対策で1位を取るよりも、MEO対策で3位を取る方が価値が高いです。そして無料で競合が業者を入れていない限りは、難しくもないものです。
ただしGoogleの規約が細かく設定されているので、独学でネットに転がっている情報で対策をすると最悪の場合はアカウント停止になります。

できる限りMEO対策は、専門業者に依頼した方が良いです。昨今の相場としては、『成果報酬制で月額2~3万円』が多いです。ですがMEO対策は一度軌道に乗り切ったら、競合が優秀な業者を入れない限りは上位表示されたままになります。
なので月額成果報酬制ではなく、1度の請求で終わる単発契約の業者をおすすめします。

SNS広告、Google広告を活用する

店舗を持っている場合はMEO対策が費用対効果も高い手法になりますが、他の業種では利用し辛い手法でもあります。早く結果を出すには、PPC広告(SNS広告やGoogle広告)を使用すると良いです。早いだけでなくSEO対策やSNSとは違い、安定して費用対効果を出すことができます。

広告費はかけたくないんだけど

広告費は掛けることを前提に

無料集客が当たり前と誤解が広がっていますが広告費を掛ける方が自然です。店舗の場合は、看板・場所(家賃)と言う広告費を払っているから集客ができています。広告費が本当にないわけではありません。

最初は広告費を掛けても集客の土台を作った方が良いです。その中で費用対効果が高いものに絞っていく方が、早く集客の土台を築くことができます。集客数を維持しながら、広告費をなくすのには時間が掛かります。
PPC広告、代行業者を使う、専門家から学ぶなど集客ができるまでは投資しましょう。

残念ながらホームページ単体では人の目につくことはありません。
広告を使ってでも、事業の存在を知られる(アクセスを集める)様にしましょう。

SNSを自社運用する

無料で自社集客する方法としては、複数の方法がありますが最近増えているのがSNS集客です。SNSは広告を使うケースもありますが、無料でも集客することができます。ただし、こちらも広告費が実際は掛かっていると思ってください。
まずはSNS集客できる様になるための独学にかかる時間です。そして運用していくための時間です。

全国平均の最低賃金は時給930円です。
完全独学なら30時間は基礎勉強が必要になり、SNS運用の経験も300時間程度は必要になります。
330時間×時給930円=306,900円 が完全独学で自社集客できる様になるコストになります。

最終的には自社でSNS集客をした方が費用対効果は良くなります。ですが集客できる様になるまでは、コストが掛かることを理解した上で選択されると良いです。

『まとめ』ホームページ集客を確実にするには

集客の要素として『商品自体の魅力』『魅力を伝える力⇨ホームページ』『知られる機会』の3つが必要不可欠となっています。それぞれが専門知識を求められるので、確実なのは『売れる商品づくりができる専門家と商品開発』『集客できるホームページを制作する会社に依頼』『費用対効果の高いMEO対策を専門化に依頼/SNS広告/SNSの専門家に依頼』などになります。

出来れば、これらをすべて行えて統括できる
専門家を使う方が相乗効果も出せて良いですね。

とは言え、すべてコストが掛かることです。なのでこの中で力を入れる量などを考え、予算配分を決めることが大切です。
おすすめは自社でできる様になる必要性が少ない、『売れるホームページ制作』『MEO対策』などは専門家に依頼。SNS運用は無料セミナーなどで勉強しつつ実践です。商品づくりは気軽に学ぶことも、専門家に依頼することも出来ないので周りの人の意見を元に自分で考えることをおすすめします。

無料でできる売れる商品づくり

商品の概要をまとめ、見込み顧客に近い人から遠い人まで10名程度に感想を聞いてください。この時に聞く内容は、“売れない原因は何が考えられるか?”です。成功の法則はないですが、失敗の法則はあります。これをすれば成功すると言えるものはないですが、これをすれば失敗すると言うことは無数にあります。

この失敗学の考え方で、失敗する可能性視点で意見をもらうと盲点に気づけて売れる商品への改善ができます。

失敗することを前提にした感想なので
聞いていて嫌な思いを積み重ねることになりますが
顧客・社員・自分自身の為にも頑張ってください。

メルマガ購読のご案内
  • 集客に関する無料セミナーのご案内
  • おすすめ記事・新記事の紹介
  • 記事などの公開の場では言えない裏技

などお役に立てるコンテンツを配信してますので、メルマガ購読してお役立てください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次